露地栽培全体


桃源丸交配栽培記録

写真2007/4/20
購入時、肌の色が球体の半分は灰色になっています。子が一つ付いていますが取り外し別管理で栽培しています。
球体はこの種では径太でがっしりとしています。刺、体色等姿は他の種類とよく似ています。

「桃源丸」は「湘南丸」のバラ色花変種です。
写真2007/4/21
植えつけて一日目ですが、そうは見えません。固い作りの苗でしっかりとしています。

写真2008/6/14
購入時より一年後の姿です。丈は少し伸びているようですが、全体に縮んでいます。体色も少し黄緑かかっています。一年前もしっかりとした苗でしたが、比べて見ると一年前は球体が瑞々しいことが判ります。
夏、冬ともに被害もなく寒暑に強いと感じていますがこれからどうなるのか今年も被害がなければ露地栽培でも問題ない種類だといえます。
花は今年も咲きませんでした。原種の「桃源丸」の開花年齢はどれくらいか知りたいものです。
2009/3/28
総径11cm、主頭7cm、高さ12cm、子6個】

が大きくなっています。
雪の被害はありません。
2010/5/22
【総径12cm、高さ13cm】

初めての花です。
思っていた以上に綺麗な花です。
2010/5/22
【花径 7〜9cm】

品の良いピンクの大輪です。
今まで見た花の中でも一番綺麗と感じます。
2011/5/16
【総計17cm 高さ15cm】

少し元気がありませんが、子は成長を開始しています。
花は咲きそうにありません。
栽培方法に問題があるとは思いますが、本来も花が咲きにくいタイプかも知れません。

2011/11/1 春先から変化はありませんが、多少、子は成長しているようです。
2012/5/18
【総径13cm、高さ15cm】

高さは変りませんが全体的に縮んでいます。
また、今年も花芽を着けていませんし一部の子が多少成長する兆しを見せているくらいで思わしくありません。

2012/11/22
【径5.5cm】

親は消滅しました。
元気がないので夏に抜いて調べると根腐れを起こしていました。
子には根腐れが及んでいなかったので外して育てていますが、根腐れがないにしても状態はよくありませんでした。
これは一番大きい物ですが発根しているか不明です。
小さい物で綺麗な苗が2個程ありますが、これは発根していると思います。
また、数が多かったので残りは露地植えにしています。
2013/5/24
【径5cm】

一番綺麗に回復した苗です。
多少遮光された場所に置いていました。
2014/5/27
【径7.5cm、高さ11cm】

綺麗に大きく育っています。
他の小さい子も数個ありますが、鉢植えで戸外に置いています。
こちらも綺麗に育っています。
露地とは違ってのびのびと育っています。
少しの環境の違いで生育が大きく違ってきます。
右の大きい物は2つ上の苗です。
2015/5/24
【径7.5cm】

充分におおきくなっていますが、花は咲かないようです。
開花させるのはなかなか難しいようです。

2015/11/16 変化ありません。
2016/5/23
【径8cm、高さ12cm】

特段問題なく育っていますが、花が咲かないので栽培方法が少し違っていると思われます。
もう少し陽に当てた方がよいかも知れません。
2017/5/14
【径7cm】

上記右のなえです。
相当大きくなりました。
今年はどの桃源丸交配も花芽がついていません。
開花しないかも・・・
2018/6/1
【径7cm】

両方、植替えをしています。
どちらの苗も状態が悪く、特に右の物は酷い状態です。
肌が茶色に変わっています。
この種は購入時から肌の変化があったので業者でもこれを防ぐのは難しいのかもしれません。
2019/5/26
【径7.5cm、高さ14cm】

球体は大きくなっているのですが、開花しません。
ヘリアントセレウス属はどの種も中々着花しないようです。
交配種はソエレンシア属かな?
そうであれば開花しにくい同士の交配なのでますます開花しにくいかもしれません。
2020/5/9
【径8cm、高さ16cm】

この苗を含め4つ程あります。
かき子を育てているものです。
どの苗も開花する気配がありません。
2021/5/13
今年も開花しないのかな、今のところ開花する気配がありません。
この種は球体より花を観賞するものですからこんなに花着きが悪いとストレスが溜まります。
数がありますので置く場所をそれぞれに変えて置いていますが、どれもあまり変化が見れません。
もうしばらく栽培をして見ないと判らないようです。
2022/5/10
【総径18cm、高さ19.5cm】

陽が当たる場所に置いていますが、花芽は着いていません。
植替えが必要です。
思ったより大きくなりそうです。
もっと大きくなれば花の群開が見れるかもしれません。
2023/5/18
【径7.5cm、高さ18cm】

相当の範囲で肌が灰色に変化しています。
日照不足が原因ですが私の栽培場では陽が当たる場所に置いていた物です。
この種は陽に長く当てる必要があるのでしょう。
そのせいなのか今年も花は咲かないようです。
【栽培記録のまとめ】

総合評価・・・・100段階中、【*55〜70】
栽培・・・・・・少し易しい
寒暑乾湿・・・・強い
日焼け・・・・・普通
根腐れ・・・・・やや強い
実生・・・・・・易しい
観賞価値・・・・普通(開花しにくいが大輪の美花)

非常に綺麗な花で引き込まれるような魅力があります。
美女丸と同様の栽培方法で良いので美女丸の項を参照のこと。







inserted by FC2 system