平成21年5月31日 |
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平成22年5月
今の栽培場は培養土の厚さが20cm程でその下に2cmくらいの丸砂利石を敷き詰めており、さらにその下にこぶし大の石を敷いています。
また、培養土自体はぼら土(大粒)(小粒)、山砂(大粒)小粒)で95%以上、その他として腐葉土、鶏糞を混ぜているだけです。
今回、培養土を作り直すことにしました。
そして、「軽石」「赤玉土」「牛糞」「鶏糞」「薫炭」「腐葉土」を混ぜることにし培養土の厚さを30cm以上としました。
かなりの「軽石」「赤玉土」を追加しましたが、出来上がって見れば培養土が荒く細根の発生にはまだ向いていない物でした。
しかし、このまま使用することにしました。
ここまででも大変苦労していましたので作り直す気力が出ませんでした。
それどころか、露地栽培をやめようかと思うくらい苦しかった作業でした。
どうにか作り上げましたが平面的で、ただ並べただけの植え方になってしまい面白くありませんが、これから手を加えて行きたいと思っています。
培養土の比率は、ぼら土40%、山砂25%、小石15%、軽石10%、赤玉土7%、腐葉土、牛糞、鶏糞、薫炭3%になっています。
栽培場を作り直す過程でサボテンを抜きあげ、根を点検することが出来ました。
成長の阻害が出ている物はすべて根が出ておらず、反対に根が充分に張っている物は寒暑、多湿等に抵抗力がついていることが判ります。
根の状態は「ノトカクタス属」と「象牙丸」が少し深く根を張っていましたが、他は表面(5cm〜10cm)くらいに根を張って横に長く延びており、径7cm程の「桜月」は20cm以上、「大稜柱」にいたっては50cm以上の長さになっていました。
誌や他サイトでサボテンの根は土中の温度が高くないと充分発達しないとの記述が多くなされています。
これが本当であれば、露地栽培では土中の温度は低く根を張る環境ではないので温度が上がる表面に根が張ったとも考えられます。
今回、「軽石」「赤玉土」を追加したことで少しは根の成長が良くなればと期待していますが何しろ、土が荒く細根が出る状況には程遠いのですが、露地栽培なので雨を考えてこれ以上、土を重く出来ませんでした。
今年の梅雨、冬を考えると心配です。
また、花の時期でしたが、天気の条件が良かったので来年に期待して早々に取り組み今は良かったと思っています。 |
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5月下旬の状態です。 |
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桃源丸の開花です。 |
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サボテンを抜きあげ土を掘った状態です。 |
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一番下に敷いている石もこれです。 |
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抜いている苗が開花しています。 |
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実生した物やまだ、露地栽培していない物を直射日光で鍛えています。 |
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置く場所がなく仕方なく金属性の棚を購入して実生苗を管理しています。 |
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出来上がった栽培場です。まったく面白味がありませんが早く完成したかったのでこのようになりました。
柱サボテンや大きくなる種は端に寄せたため平面的になっています。 |
平成23年
今年の冬は数十年ぶりの寒波で1月の最高気温が平均5.85、最低気温平均-0.65と厳しいものでした。
その影響もあり露地植えの「金盛丸」「ピコ」「白美人」「サブデヌダータ」「金手毬」「銀手毬」「黄金紐」等の多くが消滅し大部分の種がなんらかの被害を受けました。
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