露地栽培全体


尖紅丸栽培記録

写真2008/6/22
2007年4月、尖紅丸錦の種子を「山城愛仙園」より20粒購入(1000円)
現在2個が残っています。翠平丸、花王丸、大平丸、尖紅丸と同時に実生しましたが、これが一番大きくなっています。
露地栽培に「太平丸類」はまだ、経験不足で時期早尚と思っていますが、太平丸類は昔から憧れの的でしたので失敗は承知で試して見ることにしました。
 私の露地栽培の最終目的がこの「太平丸類」や「兜類」ひいては「スクレロカクタス類」の露地栽培であるのです。実生については他の太平丸類と同様で現在、2個が残っています。
2008/8/31
赤い色の刺が出ています。
茎も少し大きくなっています。
写真2009/3/28
実生から2年で、径1.7センチくらいです。
同時に実生をした太平丸類ではこれが一番大きくなっています。
写真2009/3/28
小さくとも体色、刺とも大平丸らしいものです

2009/8/11 翠平丸が腐敗したため植替えをしました。
2年前にギムノ、コリファンタ等の属と一緒に実生してそのままにしていましたが、ギムノに合わせて水を加減していましたのでさすがに無理があったようです。
2009/8/7
2009/8/7 「実生園」より径6cm(3,500円)を購入
注文してから4日目で送付されてきた。
かなり早いと思うが苗を見ればかなりシワがより成長が阻害されているのが判りました。
鉢植えで送付されてきましたのですぐに抜いて根を調べてみると根腐れを起こしていました。
2009/8/7
根を整理したところです。
かなり深くまでえぐりましたがまだ赤い部分が少し残っていますがこれ以上整理することができません。
この状態では回復は難しいと感じていますが発根に努力してみます。
2009/8/25
100パーセント無理だと思っていますが、発根管理をします。

2010/3
縮んで体色も茶色帯びて完全に枯れました。
2009/10/27
【径2cm】

実生苗は植え替えてから成長していません。
これは培養土に
「こがね虫」が子を産みつけてその子が土の中を移動して根が成長しなかったためです。
土の中を調べると
7匹も子が出てきました。
今は落ち着いています。
2010/5/1
【径3cm】

2010/4/15 植え替えをしました。
2個とも順調に育っています。
2010/10/25
【径3.2cm】
「尖紅丸」は刺が短いと思っていますが、これは長いようです。
小苗のころはこのような感じなのでしょうか?
もう一個も同じ感じに育っており、今のところ問題なく順調に育っています。
2011/5/15
【径4cm】

実生からまる4年で今年で5年目に入ります。
もう一つ同じような物がありますが、まだ「尖紅丸」という実感がありません。
普通の「太平丸」のようですがこの後どうなるのでしょうか?
2011/11/2
【径5cm】

今までは気温等がよければ一年中少しづつ成長をしていましたが、今年は春先だけ成長をしました。
本来の性質になってきたのでしょうか。
もう1つの「尖紅丸」も同じ状況ですが肌色は昨年のままでブルーの色が残っています。
プランタに他の種と一緒に寄植えしていましたが、独立して1つの鉢植えとしました。
2012/5/19

【径5.5cm】
【径5cm】

同じ時期の実生苗で左は植替えを2度、右は1度の植替えです。

他のサボテンも同様ですが、植替えをすると成長は良くなる場合があるが、肌色等が植替えをしない物とは違ってくると感じています。
ここでは植替えをしない物の方が肌色のブルーが濃くて綺麗です。

2012/9/1 上記の苗が端に偏っているので植替えをしました。
2012/11/13

【径5.5cm】
【径5cm】

昨年に続き春だけ成長をしました。
せめて年間で1cmは大きくなってほしいと思っています。
2013/5/24

【径6cm】
【径5.5cm】

どちらも順調に育っています。
左の苗は背が高くなりそうで全体的にふっくらとしています。
右は植替えの時期が遅れたので少し歪んだ球体になっています。
植え替えてから肌色が少し変わってきました。

2013/11/11
【径6cm】

春先と大きさは変わりません。
この姿は本当に「尖紅丸」?・・・普通の「太平丸」としか思えません。
この先、刺の変化が起きるのでしょうか。
2014/5/22

【径6.5cm】
【径5.5cm】

左の苗はふっくらと丸くなってきました。
右は植替えをして肌色が少し緑色に変わっていましたが、最近は元の白粉を帯びた青色になっています。
2014/11/13

【径7cm】
【径5cm】

左は順調ですが、右はイジケテいるようで少し縮んできました。
来春には植替えで刺激を与え成長を促します。
2014/12/27
12月14日に日焼けを起こしてこの状態です。
これは腐敗しています。
また、実生からやり直しです。
2015/11/16
【径6cm】

上記、左の苗がこの状態で残っています。
上記、右は腐敗して
消滅しています。
この残った苗も回復してゆくのか腐敗するのか判らない状態です。
2016/5/23
【径6.5cm】

計測の違いなのか、少し大きくなっています。
新刺が出ているので球体が膨れ大きさが変化したと思われます。
2016/11/20
【径6cm】

春先に新刺が少し出ただけで変化ありません。
少し縮んでいるのでこれから回復するにしてもかなりの時間が必要とおもわれます。
これを育てるのを断念して、新しく実生も考えています。
2017/5/14
【径6cm】

今年も新刺が出ました。
ほんの少しづつですが回復しています。
あと5〜6年で少しはマトモな姿になるのかな。
2017/11/16
【径5cm】

状態が良くありません。
あきらめた方が良いと思っていますが、破棄する勇気がありません。
来年の回復を見てから判断します。

2017/12 消滅しました。
【栽培記録のまとめ】

総合評価・・・・100段階中、【*70〜95】
栽培・・・・・・普通〜難しい
寒暑乾湿・・・・普通(多湿には注意)
日焼け・・・・・弱いが十分な日照が必要、直射日光にはかなり注意
根腐れ・・・・・多少弱い
実生・・・・・・小苗までは易しい、以後だんだん難しくなる
観賞価値・・・・非常に高い

栽培は太平丸と同様なので太平丸の項を参照のこと。







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