露地栽培全体


刈穂玉栽培記録

2010/4/28
【径8.3cm】

信州西沢サボテン園で購入(2,625円)
とにかく信じられない刺色、肌色です。
2010/4/28
どのように育てるとこの色がでるのかまったく想像できません。
この苗も肌は艶があります。
サボテン業者さんの苗は種類を問わず肌は艶があって非常に綺麗ですがサボテン本来の肌はどうなのでしょうか。
この状態は小苗のときだけで大苗になれば変化するのでしょうか。
原産地球は艶消しの肌と思っています。

2010/4/28
サボテン業者さんはどんな栽培環境でしょうか、設備、日当たり、培養土、温度管理、湿度管理、水管理すべてについて知りたいことだらけです。
近くにあれば訪問したいのですがなかなか出来ない状態です。
我が家にきてからは、軒下の一日中陽、風が当たる場所が棲家でこの姿がどう変わるのか心配しています。
2010/9/3
西沢サボテン園で購入した物が元気がないので抜いて見ると根腐れを起こしていました。
西沢さんの培養土は非常に重い培養土で水が長期間残り乾燥が遅いもので購入時点から気になっていました。
私の栽培方法ではこの培養土は使用できないことを確認しました。
ということは私の栽培方法ではこのように立派な物には育たないのかな?
2010/10/25
【径7.5cm】
購入した時の目の覚めるような赤刺はどこへ行ったのか、情けないがこの状態です。
刺は退色し刺座の部分はススが付いたように黒くなっています。
購入してそのまま直射日光で育てましたが、新刺が根元から白く変色して出てきました。
また、虫食いみたいな感じとなっていたのでどうしてこのような状態になるのか疑問に思っています。
実生の苗がありますのでこれから比べて見たいと思います。
2011/5/15

【径6cm】
やっと発根したようですがまだ発根したばかりのようで球体がグラついています。
途中で倒れたりして発根に時間がかかりました。

根腐をおこしてから順調に発根しましたが服等が刺に引っ掛かって苗が抜けてしまうことが2度ありました。以後状態が良くないので抜いて見ると
根腐れを起こしていました。半分以上切断して5/30現在乾燥させています。

2011/6/30 消滅しました。
2011/7/15
径8cm

サボテンオークション日本で購入(600円)
根に異常があり、手で触るとボロボロと根がとれました。
多少根腐れがありましたが、写真の状態でこれ以上、上部には進んでいないようです。
2011/11/1

【径7cm、高さ13cm】

ようやく
発根したようです。
2012/5/18

【径8.5cm、高さ12.5cm】

2012/9/1 鉢が小さすぎるので植替えをしました。
2012/11/13

【径8cm】

台風の風で3度も倒れてしまいました。
どうにか根着いています。
2013/5/24
【径8cm、高さ13cm】

明け方に撮影したので逆光で球体が黒くなっています。
今、昼間に写真を撮ると影がどうしても写るのでこの時間を選んで撮影しています。
ただ、花は昼過ぎでないと完全に開かないので花の写真は昼過ぎが多くなっています。
2013/11/11
【径9.5cm、高さ12.5cm】

径が多少大きくなっていますが、高さは植替えをしたのでそのせいで変わっているものと思います。
背が高いので風や手に当たって鉢が倒れることが多く植替えになったりあまりいい環境ではありませんでしたが、どうにか腐敗せずにいます。
背が高く育っているのが不満ですが、業者から購入したものは良い苗でないとこのようなものになっています。
実生苗はこのように育つのか今検証中です。
2014/5/22
【径10.5cm、高さ13.5cm】

径も高さも1cm大きくなっています。
高さはいらないので径だけ大きくなってくれればいいのですがそうは行かないようです。
この苗は風で倒れたり、服に引っ掛けて倒したりマトモに栽培は出来ていませんがどうにか腐敗せずにここまできました。
2014/11/18
【径11cm、高さ13cm】

少し径が大きくなったようで多少ずんぐりしてきたように見えます。
自分としては栽培が難しい種と思っているので水加減に注意?していましたが軒下に放置ですから腐敗しないだけでも充分と思っています。
2015/5/24
【径11cm、高さ15cm】

径はもう少しあるかも知れません。
新刺も出て元気にしています。
刺の色も思ったより退色していないのでこのまま育ってくれればいいと思っています。
ただ、高さがどうしても気になります。
しかし、購入時から比べるとかなり良くなったのでこれで良しとします。
2015/11/16
【径12cm、高さ15.5cm】

あまり見栄えはしませんが、一回り大きくなっています。
刺の色もあまり変化がなくよい状態です。
根がキチンと活動していると刺色の退色も防げるようです。
2016/5/23
【径12cm、高さ16cm】

大きくはなっていませんが良い状態が続いているようです。
今年は植替えをしたいのですが、いつも植替え後に
こじらせることが多く中々決断が出来ません。
また、購入時から気になっている背高く育っているのを改善したいと思っていますが、胴切となるのでこれはかなり勇気がいることです。
まだ当分先になりそうです。
2016/7/21
気になっていた、下部(細い部分)を2日前切断しました。
梅雨が明け、しばらく良い天気が続きそうなので思い切って切断しました。
2週間程様子を見て発根管理にかかります。
切断部分には殺菌剤の「ベントーレ」を塗っています。
2016/7/21
2日前に切断した上記苗の下の部分です。
これで気がついたのは、肌がコルク状に変化している部分が分離しています。
正常な肌をしているものは切断等してもこのようにはなりません。
また、内側の部分は少し緑色の肌になっています。
私の所では肌がコルク状になる物が数出ていますし、その部分から腐敗することも起きています。
この状態は栽培する上で何か参考になると思っています。
2016/11/20
【径10cm、高さ12cm】

まだ発根していないようです。
かなり小さくなりました。
この時期ですから水加減に注意し腐敗させないよう気をつけます。

2017/3 球体の下部が少し黄ばんできたので調べると赤腐れが出ており生長点まで達しており消滅しました。
【栽培記録のまとめ】

総合評価・・・・100段階中、【*85〜96】
栽培・・・・・・普通(刺の色の維持が難しい)
寒暑乾湿・・・・普通(寒さに弱いとされている?)
日焼け・・・・・強い
根腐れ・・・・・普通
実生・・・・・・普通
観賞価値・・・・相当高い

赤刺系の代表種、栽培は多少注意がいる。
誌等によると寒さに弱いとされおり、冬季寒い目に合わせると成長が阻害される。
この種の特色は何といっても強大で鮮やかな刺色で、業者が育てているものを見ると思わず声が出るほどの鮮やかさである。
ただ、業者が育てているものは小苗のころから背が高く育っているものがほとんどである。
これには多少栽培方法に疑問をもっており、もう少し扁平に育てることが出来るのではと思っています。
今、実生苗を育てていますが、寒さに弱い感覚はあまりありません。
背が高く育つことについては若干、その傾向があると思いますが、栽培方法で改善することができると思われます。
刺を発生させるのは容易で普通に育てていれば強刺が出ます。
実生も普通に容易ですが刺の色褪せを防ぐことは困難で暖かい地方で栽培しているとさらに困難です。
サボテン誌等では寒さに弱いとされているが、他の種と比べ弱いとは思えません。
冬季寒い目に合わせない方が春からの成長がいいのかもしれません。
(あまり暖かくしてもよくないのかな?)







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