露地栽培全体


白麗丸栽培記録

写真2007/4/20
2007年4月「山城愛仙園」より径5.5cm 高さ6.5cm(380円)を購入。

陽盛丸の変種
で刺が白く蜜で球体を覆っています。花は黄色で大きく陽盛丸と同様綺麗な花です・
写真2007/4/21
購入時に花の蕾がついています。
写真2007/5/18
1ヶ月後、花が開花しました。
写真はまだ開いていない状態です。
「白麗丸」の名前は球体から付けられたようです。
写真のように花は黄色です。
写真2007/6/14
これから1月後に枯れました。
梅雨の長雨の多湿によるものと考えています。
短い栽培期間でしたので性質等わかりませんが、多湿に弱いということはいえると思います。
表の写真では花の後、種子が出来ているのがわかります。
他の花と交配していませんので、自家受精するのかも知れません
この後、種子はどうなったのか不明です。
2010/10/25
2010/4に20粒実生しました。(山城愛仙園より購入)

【径0.5cm】

現在5個程育っています。
成長が早くこの大きさになりました。
2011/5/15
【径1.8cm】

一年でこの大きさになっています。
このままの成長を続けると来年は開花するかも知れません。
2011/11/7
【径2.5cm】

この大きさになり「白麗丸」らしくなりました。
寒暑に抵抗力があり成長も順調です。
2012/5/18

【径3.5cm】
【径1〜2.5cm】

実生苗が8個あります。
小さい物は径1cmで左の物が一番大きくなっておりすでに花芽を着けています。
こうも成長が違うのは栽培方法が適していない証拠でしょうか
2012/6/12
【花径6cm】

実生から2年での開花です。
成長が早い物と遅い物がありますが、栽培上の問題かと思います。
一般的には成長の早い物と思われます。
2012/11/13
【径4cm】

これが一番大きくなっている物で、他は「2.5cm」が2個、「2cm」が3個「1cm」が2個程あります。
2013/5/22

【径4.5cm】
【径2.5cm】

どちらも同一日に実生した物ですが、花の色が違っています。
このようなことがあるのでしょうか。
白麗丸は「陽盛丸」の変種となっています。
「陽盛丸」は赤花もあると聞いていますので白麗丸と陽盛丸の交配種かも知れないと思っています。
ただ、日本のサボテン業者から購入する種子は純粋なものがないようですね。
交配している物が元々純粋な物でないのでこのようになるのでしょう。
2014/5/1
【花径3.5cm】
【径4.5cm】

今年は赤い花の物が早く開花しました。
黄色の花の物はもう数日かかりそうです。

右は黄色の花の物で
5月6日の写真です。こちらは【径5cm】
2014/11/18
【径4.5cm】

状態は変化なしですが、しっかりとした姿になっています。
2015/5/15
【径4.5cm】

右は5/14の状態です。
同じ種子から育てた物ですが花の色が苗によってかなり違っています。
どうしてこの様なことになるのか理解できません。
交配種ということであれば当然のことですが交配種として販売はされていません。
2015/11/16
【径4.5cm】

白麗丸は5、6個ありますが、これが特別元気にしている苗です。
他は春先より縮んで少し汚れた姿になっています。
また、実生苗が沢山出来ています。
あまり沢山出来たので雑に扱っているので徐々に消滅すると思っています。
2016/5/22
【総径10cm

他の「白麗丸」は開花しましたが、これはまだです。
花芽があるのでこれから開花すると思われます。】
2017/5/10
植替えをしました。
左はまだキチンとは発根していませんが開花しています。
この苗から採取した種を実生して20個以上が育っています。
花が大変綺麗で「ロビビア属」としては栽培も容易ですから人に分けるつもりで作っています。
2018/5/11
今年も赤、黄色の花が開花しています。
他の苗も開花しています。
一時期拗れていたようですが、今は順調に育っています。


9月30日の台風24号でサボテン棚が倒れ所持しているサボテンの約3分の1が植替えすることとなりました。
2019/5/10
【径4.5cm】

毎年、綺麗な花を開花して楽しませてくれます。
実生苗も順調に大きくなっています。
2020/5/16
【総径10cm】

今年も沢山の「白麗丸」が開花しました。
また、実生苗も開花する大きさになっていますので、開花するかもしれません。
実生して4年目で開花するまでに育っています。
2021/4/30
【総径12.5cm】

今年は黄色花の白麗丸が良く開花しており、赤花はまだ開花を見ていませんが、実生苗は赤花を咲かせています。
写真を取るのを忘れていました。。

2022/4/27
【径5.5cm】

白麗丸は沢山あったのですが、2代目の苗が大きくなり区別がつかなくなっています。
今もキチンと名札がついている物は数が少なくなりました。
今後、名札の管理を徹底し2代目と混同しないようにしてゆきます。
ここでは厳しく管理して採取した種子以外は基本的に交配種として管理しています。
2023/5/24
【径5cm】

右の苗は白麗丸同士の交配で出来た種子を実生している物です。
花は黄色、紅とありますが交配種ではありません。

【栽培記録のまとめ】

総合評価・・・・100段階中、【*65〜85】
栽培・・・・・・普通
寒暑乾湿・・・・強い
日焼け・・・・・強い
根腐れ・・・・・普通
実生・・・・・・普通
観賞価値・・・・高い(花が一級品)

実生からの栽培は易しく成長も早く3年目で開花しました。
小さいうちから子を出し群生するものとあまり子を出さないものがあり子を沢山出すほうが栽培は難しいといえます。
子を出さない種は大きくなると栽培が難しくなりますが、子を出すものは群生するに従い栽培が難しくなり根腐れに注意がいるようになります。
この種も同様で群生すると根腐れに注意がいります。
栽培記録ではもともとの黄色の花と元々ではない赤い花のものが育っています。
普通はこのようなことはあり得ないと思っていますのでこの種は交配種の可能性が非常に高いと思っています。
原種の陽性丸も赤花があると記載されていますが、純粋なものか不明ですしそれとの交配種かもしれません。
花は大変美しく、元々の黄色の花も綺麗ですが、赤色の花はいろいろ変化がありそれぞれに美しいものです。
交配種とか関係なく素晴らしい種ですのでいろんな花色が楽しめます
ぜひ育ててみたい種の一つです。







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