露地栽培全体


獅子王丸栽培記録

写真2007/4/21
2006年9月に、径3cmを10個購入(500円)
冬の寒さと直射日光によりかなり体力を消耗している状態で体色が全体に赤くなっています。
弱い種類では回復は難しい状態と思われます。

 
写真2008/5/21
1年後回復した状態です。花も付けました。
写真2008/6/20
径も大分大きくなり刺も出てきました。
花のあとがなかなか取れません。
写真2009/3/28
径6cm、高さ3cm

1月25日の大雪にも体色がほんの少し茶色かかっているくらいでほとんど被害はありません。
改めてノトカクタス類の強さを認識しました。
2009/5/23
上記の苗です。綺麗な花が咲きました。
体色もよくなって急速に大きくなりました。

2009/10/27
【径7・5cm】

あいかわらず元気です。
2010/6/1
【径9cm】

充実した成長をしています。
この獅子王丸が特別に大きくなっています。他は3〜5cmくらいです。
この苗だけは土が違います。
赤土がかなり混じっており普通の土に近いものです。
他はぼら土を主としたかなり軽い土で肥料も極少量です。
露地栽培で根腐れが心配で軽い土にしていますがサボテンの成長を考えると普通の草花的な土の方が良いようです。
2010/10/25
【径9cm】
大きさは変わらないようですが肌色も良く元気にしています。
2011/5/15
【径9cm】
【花径7cm】

この苗の大きさは変わりません。
成長が遅れてた他の苗が成長を開始して大きくなりました。
2011/11/1
【径7.5cm】

この苗の場所を作り変えたので植替えとなりました。
発根して回復していますが径が小さくなっています。
冬越しに影響が出なければと思っています。
2012/5/18

【径8.5cm】









【径7.5cm】
成長が遅れていた苗は北風の当たらない場所に植替えをしてから元気になりかなり大きくなりました。
今年中に大きさで追い越しそうです。
2012/11/12
【径7.5cm】

この苗は軒下の物です。
一番成長が良かった苗は縮んで【径7.5cm】と同じ大きさになっています。
また、これらの苗からこぼれた種子が発芽して径1cm程に育っています。
2013/5/23

【径8cm】
【径6cm】

露地植えの物は中々回復しません。
左の軒下の物は元気にしています。
開花している物は露地植えのものです。

2013/11/11 変化はなく、露地植えの物でいくつかは回復が思わしくありません。
今年の冬を越すのは無理かも知れません。
2014/5/22
【径7.5cm】

この苗は露地植えの物の種子がこぼれて発芽し育ったものです。
沢山ある「獅子王丸」でこの大きさが一番大きく数個あります。
昨年急に大きくなった物が成長せずに小さくなることが多々ありこの状態になっています。
獅子王丸を鉢管理しているものがないので鉢で管理したいのですが栽培場所がないので思うように出来ません。
2014/11/12
【径7cm】

一番大きい「獅子王丸」です。
一時期【径9cm】まで育った物がありましたが、以後このくらいの大きさが一番大きい物になっています。
この苗は生長点が損傷しているように見えます。
他の「獅子王丸」もあまり良い状態ではありません。
こぼれ落ちた種が育っている物がありますのでどのように成長するのか楽しみです。
2015/5/31
どの獅子王丸もマトモな姿をしていません。
汚れた姿となり、生長も止まっています。
ただ、こぼれた種子が発芽して育っている物
【径2cm】は元気で綺麗な姿です。
汚れた姿にはなっていますが、腐敗はまだしていないので丈夫なのは間違いがないと思われます。
大きくなると多少難しくなると思われます。
2015/11/16
【径5.5cm】
ここ数年冬季の被害はあまりないのにすべての「獅子王丸」が小さくなっていますし元気がありません。
ただ、こぼれた種子が発芽して育っている小さな苗は元気にしています。
「獅子王丸」も
【径7cm】程度になると元気がなくなり小さくなって露地では難しい栽培となっています。
2016/11/20
【径5.5cm】

露地植えの物です。
当初購入した物はたぶん全滅していると思います。
これは露地で自然発芽したものが沢山育っているものです。
2017/11/16

【径5.5cm】
【径5cm】

左は露地植えの物、右は元親からの実生苗。
元々の苗は1個を残して全滅、残っている物も肌が灰色に変化して消滅は時間の問題です。
今、残っているのは自然に発芽した苗で、数があります。
しかし、左の苗が一番大きな苗になっています。
露地で元気にしていた物が、次の年には急に汚れ消滅をします。
2018/12/2
9月30日の台風24号でサボテン棚が倒れ所持しているサボテンの約3分の1が植替えすることとなりました。

小さい苗を除き、すべてこのような汚れた姿になっています。
当初からの苗は全滅しました。
2019/11/13
【径5.5cm】

2代目の獅子王丸で、これが一番大きく綺麗に育っているものです。
露地にも自然発芽したものが数個あります。
2020/11/21
【径6cm】

少し日焼け気味で、昨年からは僅かしか成長していません。
陽に当たりすぎ?
2023/11/4
【径6.5cm】

2代目か3代目の獅子王丸です。
沢山実生していましたが残っているのはわずかです。
また、元親を超える大きさの物は出来ていません。
露地にも残していくつかは育っています。

栽培記録もここで終わりにします。
元親を超えるものが出来れば掲載します。
【栽培記録のまとめ】

総合評価・・・・100段階中、【*60〜70】
栽培・・・・・・相当易しい
寒暑乾湿・・・・極めて強い
日焼け・・・・・相当強い
根腐れ・・・・・相当強い
実生・・・・・・相当易しい
観賞価値・・・・普通(花は綺麗)

あらゆる環境に適応力があり、栽培は非常に易しい種である。
ノトカクタス属の種の大半が育てやすい種であり、球体の観賞価値はそれほどでもないが花はどれも一級品で素晴らしいものである。

青王丸よりは抵抗力がないので少し手をかけることが必要だが、温室、フレームではほぼ放任でもよく育つと思います。







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